観光地・京都のホテルで緊急事態!「天井のシミを何とかして!」
皆さん、こんにちは!株式会社北條設備工業所 代表の上野です!
今回は、日本有数の観光地、京都市内にあるホテル様からの緊急依頼の事例です。 「客室の天井がシミだらけになってきている!すぐ見てほしい!」というSOSでした。
ホテルにとって、客室の美観は命です。天井のシミは、お客様のクレームに直結しかねない重大な問題。私たちは急いで京都へ向かいました。
当初は一般的な「給排水管からの漏水」を疑いましたが、現場で徹底的な調査を行った結果、意外な真犯人が浮かび上がってきました。
プロの眼は見逃さない!真犯人は「水漏れ」ではなく「結露」だった
現場に到着し、シミができている場所の天井点検口を開けて内部を確認しました。すると、そこには驚くべき光景が広がっていました。
天井裏を通っているエアコンの「冷媒管」が、まるでシャワーを浴びたようにびしょ濡れになり、ポタポタと水滴を滴らせていたのです。
原因は「漏水(配管の破損)」ではなく、冷媒管の「結露」でした。
冷たく冷えた冷媒管と、天井裏の温かい空気。この温度差で結露が発生し、それが大量の水滴となって天井材を濡らし、シミを作っていたのです。
なぜ結露した?根本原因は「断熱材の潰れ」にあり!
しかし、通常、冷媒管は結露を防ぐために分厚い「保温材(断熱材)」で巻かれています。なぜここまで酷く結露したのでしょうか?
さらに詳しく調べると、施工上の問題点が見えてきました。
原因:吊りバンドの加重による「保温材の潰れ」
重い冷媒管を天井から吊るすための「吊りバンド(支持金物)」。このバンドが掛かっている部分に配管の重みが集中し、保温材がギュッと押し潰されてペラペラになっていたのです。
断熱材は、適切な「厚み」があって初めて効果を発揮します。潰れて厚みを失った部分から冷気が伝わり、そこを起点に結露が大量発生していたのです。
【北條設備の施工】ただ巻くだけじゃない!「重さ」を分散させる根本解決
原因が分かれば、いよいよ工事です。 単に新しい保温材を巻き直すだけでは、また同じ重みで潰れてしまい、数年後に同じ問題が再発します。
私たちは**「根本解決」**のために、以下の手順で施工を行いました。
1.支持金物の増設(重さの分散): 既存の吊りバンドの間隔が広すぎたため、支持金物を新たに追加。配管の荷重を分散させ、一箇所にかかる負担を減らしました。
2.適切な厚みでの保温材巻き直し: 潰れてしまった古い保温材を撤去し、十分な厚みを持った新しい保温材で、隙間なく丁寧に巻き直しました。
これにより、冷媒管は適切に断熱され、結露のリスクは完全に解消されました。
「漏水調査」から「断熱工事」まで。設備の事なら何でもお任せください!
今回の案件、入り口は「漏水調査」のご依頼でした。しかし、蓋を開けてみれば、必要なのは「配管の支持工事」と「断熱改修工事」でした。
もし、ただの水道屋さんが来ていたら、「水道管は漏れてませんね」で終わっていたかもしれません。
株式会社北條設備工業所の強みは、ここにあります。
私たちは水回りだけでなく、空調、消防、そして今回のような断熱まで、建物設備に関するあらゆる知識と技術を持っています。だからこそ、原因を正確に突き止め、必要な工事をワンストップで提供できるのです。
「原因が分からないけど、何かがおかしい…」 そんな建物の不調は、設備の総合ドクター、北條設備工業所にご相談ください。大阪、京都、兵庫、どこへでも駆けつけ、根本から解決いたします!

