自動車整備工場を支える高圧油圧配管

「油圧配管」の安全性


皆さん、こんにちは!株式会社北條設備工業所 代表の上野です!


自動車整備工場や製造工場において、「油圧配管」はまさに工場の“血管”とも言える重要な設備です。特に、新油や廃油を安全かつ効率的に供給・回収するための高圧配管は、一度トラブルが起きれば、重大な事故や環境汚染、操業停止に繋がりかねません。


「油圧配管工事はどこに頼んでも同じだろう…」 そう思っていませんか?しかし、高圧の油を扱う配管工事には、特殊な技術と厳格な安全基準への対応力が求められます。


今回は、私たち北條設備工業所が手掛けた自動車整備工場での「新油・廃油高圧ねじ込み配管工事」の事例をご紹介します。いかにして「配管プレカットナビ」を活用し効率的な施工を実現したか、そして消防署立ち会いのもとでの厳格な耐圧テストをクリアしたか、その全貌を解説します。


高圧油圧配管と厳しい要求

今回のプロジェクトは、自動車整備工場における新油・廃油の高圧ねじ込み配管の設置工事でした。


求められた品質: 高圧の油が流れるため、通常の配管以上に高い気密性と耐久性が必須。


使用材料: 非常に肉厚で丈夫なスケジュール管(炭素鋼鋼管)と、高圧に耐える特殊なねじ込み継手を使用。


工期の制約: 工場の稼働を止める期間は最小限に抑える必要があり、タイトな工期での施工が求められました。


こうした専門性の高い工事には、確かな技術力と効率的な施工管理が不可欠です。



「配管プレカットナビ」が工期短縮の鍵!


高圧の油圧配管では、ミリ単位の精度が求められます。特にねじ込み継手は、一本一本を正確に加工・接続していく必要があります。通常の現場施工では、時間と手間が非常にかかる作業です。


ここで、前回のブログでもご紹介した、私たち北條設備工業所独自の【配管プレカットナビ】が真価を発揮しました。


現地計測と精密な施工図作成:


まず、現場の専門スタッフが自動車整備工場の設置場所を綿密に計測し、高圧油圧配管のルートを最適化した精密な施工図を作成しました。


会社でのプレカット加工:


作成した施工図に基づき、使用するスケジュール管や継手を、現場ではなく会社の加工場で事前に正確にカット(プレカット)し、ねじ切り加工まで完了させました。


現場での効率的な組み立て:


現場では、加工済みの配管部品を図面通りに「組み立てていくだけ」です。現場での計測や加工の手間を大幅に削減することで、少ない工期で極めて高い精度での施工を実現しました。


この「配管プレカットナビ」の活用により、スケジュール管と高圧ねじ込み継手という、取り扱いが難しい材料を用いた配管工事を計画通り、かつ効率よく進めることができたのです。


【究極の安全性確保】

消防署立ち会いのもとでの「耐圧テスト」「証明書発行」

高圧の油を扱う配管工事において、最も重要なのが「安全性」の確保です。特に、消防法などの規制が絡む工場設備では、その安全基準は極めて厳格です。


私たち北條設備工業所は施工完了後、以下のプロセスを経て究極の安全性確保を行いました。


厳格な耐圧テストの実施:


設置した全ての配管に対し、規定以上の圧力をかけて一定時間保持し、**漏れがないかを徹底的に確認する「耐圧テスト」を実施しました。


これは、目に見えない微細な亀裂や接続不良も許さない、非常に重要な検査です。


消防署の立ち会い検査:


この耐圧テストは、消防署の担当者の方に直接立ち会っていただき、その厳正な検査を受けました。


高圧の油を扱う設備であるため、消防法に則った安全基準を満たしているか、第三者の目で厳しくチェックされるのです。


仕様書と耐圧テスト証明書の提出:


私たちは、工事の詳細な仕様書とともに、「耐圧テストの証明書」を消防署へ提出し、無事に検査をクリアしました。


私たち北條設備工業所は、こうした公的な検査にも責任を持って対応し、必要となる証明書の発行までを一貫して行います。お客様には、工事の安全性と信頼性を明確な形でご提供することをお約束いたします。