相関式ロガー調査が漏水を暴くメカニズム
皆さん、こんにちは!代表の上野です!
「どこからか水漏れしているのはわかるけど、敷地が広すぎて見当もつかない…」
「埋設された配管だから、掘り返すのも大変で、費用も心配…」
水漏れトラブルは、建物の規模が大きくなればなるほど、原因特定が困難になりますよね。特に、広大な敷地を持つ工場、学校、商業施設などでは、目視や単純な音聴調査だけでは限界があります。
僕らのブログでも人気の【トレーサーガス調査】も強力な武器ですが、今回は広範囲の漏水特定で絶大な威力を発揮する、もう一つの科学的調査方法、【相関式ロガー調査】のすごさをお伝えします!
「漏水音」を科学で解き明かす
【メカニズム】
漏水音の発生と伝播 配管から水が漏れると、その場所から特有の「漏水音」が発生します。この音は、配管の材質や中を流れる水の性質によって、それぞれ異なる速さで配管の中を伝わっていきます。
高性能ロガーの設置
調査の要となるのが、高性能な【ロガー(記録装置)】です。僕たちは、敷地内の広い範囲で、漏水している可能性のある配管上の仕切り弁や水栓など、配管と直接つながる箇所に2つのロガーを設置します。(1つのセットでは4台まで設置可能)
このロガーにはアンテナを伸ばし、無線でデータを収集できるため、広大な敷地でも効率的な調査が可能です。
データ収集と解析
設置した2つのロガーは、それぞれ「いつ、どんな漏水音が届いたか」を正確に記録します。
これらの音データを、専用の解析装置(相関器)に入力。この際、配管の「管種(材質)」や「サイズ(口径)」といった情報も正確にデータ入力することが、解析精度を格段に高める鍵になります。
2つのロガーに音が届くまでの「時間の差」、そして入力した「管種・サイズ」から割り出される「音の伝わる速度」を元に、漏水箇所までの正確な距離を算出するんです。
【例えるなら】
遠くで花火が上がった時、見ている場所が異なれば、音の届くタイミングも違いますよね。その時間の差と、花火までの距離の関係性を計算するようなイメージです。それを、目に見えない地下の配管で行うのが、この調査のすごいところです。
相関式ロガー調査が「ピンポイント特定」を可能にする理由
この調査方法が特に強力なのは、以下のようなメリットがあるからです。
広範囲の漏水を効率的にカバー: 敷地の広い工場や施設で、目視や単純な音聴だけでは網羅しきれない範囲でも、複数のロガーを設置することで、効率よく調査範囲を絞り込めます。
埋設配管に絶大な効果: 地中深くに埋設された配管や、コンクリートに覆われた場所など、人間が直接音を聞き分けにくい場所でも、科学的なデータで正確に特定できます。
無駄な掘削作業を排除: 解析結果は「〇〇メートル地点」という形で漏水箇所を明確にするため、必要最小限の掘削で修理が可能になり、修繕コストと時間を大幅に削減できます。
複合調査で「絶対に逃さない」漏水調査
僕たちは、高性能ロガーをただ使うだけではありません!
「先日のブログでもご紹介したトレーサーガス調査」や、地表から音を聞き取る「路面探知機による音聴調査」、さらに「電気式漏水調査」など、様々な調査方法を、現場の状況に合わせて「駆使」して調査を進めます。
北條設備工業所の現場主義
「管種やサイズを正確に入力する」「設置場所の特性を見極める」といった、細かなプロの判断が、調査精度を左右します。僕たちは、それぞれの調査方法の『得意なことと苦手なこと』を熟知し、最適な組み合わせで、どんな難しい漏水も特定する自信があります。
お客様へのメリット
確実な特定による、早期解決とコスト削減。
無駄な工事の排除。
再発防止への貢献。
見えない漏水を科学と経験で暴く!それが北條設備工業所の漏水調査
「どこから漏れているのか分からない…」と諦める前に、私たち北條設備工業所の複合的な調査力にお任せください。広大な敷地の「見えない水漏れ」も、科学の力とプロの経験で確実に暴き、お客様の不安を解消します。

