プロが教える「意外な落とし穴」と確認すべきこと!
「水道料金が上がりすぎ!」老人ホームで見つけた、まさかの“見えない漏水”の正体とは?
皆さん、こんにちは!代表の上野です!
「先月から急に水道料金が跳ね上がった…」「どこかで水漏れしているのは間違いないけど、どこを探しても見当たらない…」
こんな時、焦って【漏水調査業者】に連絡する方がほとんどではないでしょうか。もちろん、その判断は間違っていません。水漏れは放置すれば建物の構造にダメージを与え、莫大な修繕費に繋がるだけでなく、カビの発生や衛生問題を引き起こす可能性もあります。
ですが、ちょっと待ってください!
実は、私たちプロが漏水調査に伺う前に、お客様ご自身で「たった少し」確認するだけで、調査が劇的にスムーズに進み、結果的に時間や費用を大幅に抑えられるケースが少なくありません。場合によっては、「漏水調査自体が不要だった」なんてこともあるんですよ。
今回は、先日僕が実際に調査に伺った【老人ホームでの水道料金高騰トラブル】の事例を交えながら、【水道料金が上がったからといって、必ずしも埋設配管が漏れているとは限らない】という意外な真実と、皆さんにぜひ確認していただきたい【プロのチェックリスト】を徹底解説します!
【実録】水道料金3倍!老人ホームで起きた「見えない水漏れ」の真犯人を探せ!
先日、僕らが緊急で漏水調査に向かったのは、ある大規模な老人ホームでした。ご担当者様からは「水道料金が異常に上がっている。どこからか漏れているのは確実だが、目視では全くわからない」と、切羽詰まったご様子でご依頼がありました。
水道料金が上がり続けているという状況は、まさに「見えない漏水」が進行している可能性が高いサインです。僕たちはすぐに調査を開始しました。
ステップ①:まずは「メイン」を確認!水道メーターから受水槽まで
大きな施設の場合、まず確認するのは「水道メーターから受水槽まで」のエリアです。ここでの漏水は、施設全体の水道料金に直結する可能性が高く、かつ建物の外部に埋設されていることが多いため、専門的な調査が必要になるケースが多いからです。
僕たちは止水栓(バルブ)を慎重に操作し、この区間での漏水の有無を確認しました。結果は…「漏水なし」
これは一見良いニュースのように思えますが、水道料金が上がっている事実は変わらないため、**「どこかに必ず原因がある」ということになります。そして、その原因が「埋設部ではない」**ことを意味します。
ステップ②:建物内部へ潜入!各系統のバルブ操作で漏水箇所を絞り込め!
埋設部に問題がないと分かったところで、次に焦点を当てるのは【受水槽から建物内部へ供給される各配管系統】です。
老人ホームのような大規模施設では、給湯・給水・トイレ・厨房など、複数の配管系統がパイプスペースと呼ばれる場所に集約されており、それぞれにバルブ(止水栓)が設置されています。僕たちは一つ一つの系統バルブを丁寧に操作し、「どの系統で水が減り続けているか」を特定していきました。これがまさに、漏水箇所を絞り込むための非常に地道で、かつ重要な作業です。
すると、ある特定の系統で、明らかに水の減りが止まらないことを確認!これで、漏水箇所が「建物内部の、特定の系統にある」ということが判明しました。
ステップ③:まさかの盲点!「閉鎖されたトイレ」が真犯人だった!
特定の系統に絞り込めたところで、その系統がどこに繋がっているのか、そしてその先にどんな設備があるのかを、図面と実際の現場を照らし合わせながら追跡していきました。
そして、ついに真犯人を発見したのです。
それは、なんと【閉鎖され、物置として利用されていた障害者用トイレの洋便器】でした。
このトイレの【フラッシュバルブ】が故障しており、誰も使っていないのに、ずっと多量の水が流れ続けていたのです。閉鎖されて物置として使われていたため、普段誰もチェックすることがなく、ひっそりと、しかし確実に水道メーターを回し続けていたのでした。
「見た目は問題ない」「誰も使っていない」という盲点に、漏水の真犯人は隠れていたのです。
水道料金高騰=埋設部漏水ではない!
この老人ホームの事例のように、水道料金が高騰しても、必ずしも地面の下や壁の中で配管が漏れているとは限りません。むしろ、建物内部の「器具」や「設備」が原因で、じわじわと水が流れ続けているケースは非常に多いのです。
では、具体的にどんな【落とし穴】があるのでしょうか?
落とし穴1:トイレの故障(まさか使ってないのに?)
僕らの経験上、最も多い原因の一つがトイレ関連の故障です。
便器内のチョロチョロ音: 便器の奥で「チョロチョロ」と水が流れる音がしていませんか?これは、タンク内の部品(フロート弁やボールタップ)が劣化して、水が止まらなくなっているサインです。
フラッシュバルブの故障: 先ほどの老人ホームの事例のように、特に公共施設や店舗、事務所などで使われることが多いフラッシュバルブ式のトイレは、故障すると水が流れっぱなしになることがあります。使っていないからと放置されがちですが、水道料金は容赦なく上がります。
手洗い器の自動水栓の故障: センサーが誤作動して、水が止まらなくなることもあります。
落とし穴2:電気温水器の「逃がし弁」の沈黙の漏水
これも非常に多い、そして発見が難しい漏水原因の一つです。
逃がし弁の役割: 電気温水器には、水を温めてお湯になった際に膨張する分の圧力を逃がすための「逃がし弁」という部品がついています。この弁は、正常な状態でも少量のお湯を排水する仕組みになっています。
故障が招く「沈黙の漏水」: しかし、この逃がし弁が故障すると、必要以上に大量の水(お湯)が流れ続けてしまうことがあります。厄介なのは、その先にドレン管(排水管)が接続されているため、流れた水が直接排水に繋がり、目に見える形で漏水していない点です。
過去の経験: 僕らは過去に、この逃がし弁の故障によって、莫大な水道料金が発生していた現場を何度も見てきました。「どこからも漏れてないのに…」と頭を抱えていたお客様が、この原因に辿り着いた時、安堵とともに驚きの声を上げられます。
落とし穴3:その他、見逃しがちな器具や設備の不具合
給湯器: 外部に設置された給湯器の内部で漏水が起き、それが地面に染み込んでしまっているケース。
加湿器や循環器: 常に水を使う設備で、内部の部品が劣化し、微量な水が排出され続けている場合。
庭の散水栓や給水栓: 蛇口をしっかり閉めても、水がチョロチョロと漏れ続けている。
【損しないために】漏水調査を依頼する前に、まずご自身で確認すべきこと!
「水道料金が上がった!」と感じたら、まずは焦らず、以下のチェックリストを試してみてください。
目に見える場所の確認:
トイレ: 便器のチョロチョロ音、床の濡れ、便器周辺の異音。
蛇口: 家中の蛇口がしっかり閉まっているか、水滴が垂れていないか。
シンク下・洗面台下: 収納内や配管周りに水濡れがないか。
給湯器・温水器: 本体や周辺に水濡れ、異音がないか。特に電気温水器のドレン管から常に水が流れていないかを確認。
洗濯機の給水ホース: 接続部分からの水漏れ。
屋外: 散水栓、給水栓、室外機周辺など。
水道メーターの動きの確認:家中の全ての水を止めてください(蛇口を閉め、洗濯機や食洗機なども停止)。水道メーターの【パイロット(銀色の小さな星形、または三角の羽根)】を見てください。もしパイロットが少しでも回っていたら、どこかで水が漏れている証拠です。
建物図面(給排水設備図面)の準備:もし手元にあれば、漏水調査を依頼する際に非常に役立ちます。
「どこを探しても分からない!」そんな時は、迷わずプロにお任せください!
上記のチェックリストを試しても原因が特定できない、あるい「やっぱりプロに見てほしい」と感じたら、その時は私たち北條設備工業所の出番です。
私たちは、音聴調査・トレーサーガス調査・相関式ロガー調査・電気式漏水調査など、あらゆる複合的な調査方法を駆使し、今回ご紹介したような「埋設部ではない意外な漏水」から、地中やコンクリートの奥深くに隠れた漏水まで、どんな難しい状況でも漏水箇所をピンポイントで特定します。
「水道料金高騰の謎」を解き明かし、お客様の不安を解消すること。そして、無駄な修繕コストを抑え、大切な建物を守ること。それが、僕たち北條設備工業所の使命です。
「もしかして水漏れ?」と感じたら、どんな些細なことでも構いません。まずは私たちにご相談ください!
見えない場所の「安心」と「未来」を、私たちが守ります!

