見えない老朽化が引き起こす複合トラブル
こんにちは! 代表の上野です。
先日、堺市内のスポーツジム様から緊急の連絡をいただきました。「消火栓の配管から水漏れがしている!」との一報です。急いで現地に向かうと、さらにプールの天井からも水漏れが発生しているという、複雑な状況でした。
今回は、この事例を通して、築年数が経った建物で「見えない配管の老朽化」がどれほど怖いかを解説します。
1. 表面的なトラブルだけではない、複合的な漏水の怖さ
今回の現場で起こっていたことは、まさに「建物の配管が悲鳴を上げている状態」でした。
報告された漏水: 消火栓配管からの水漏れ。
これは通常使用する配管ではないため、水が止まらず、放っておくと大規模な断水につながるリスクがあります。
隠れていた漏水: プールの天井からの水漏れ。
図面を確認したところ、漏水箇所はプールの真上ではなく、その上の階にある更衣室の洗面器(6台並び)付近であることが判明しました。
この事例が示すのは、「漏水は一箇所だけで終わらない」ということ。築年数が経った建物では、一つの老朽化した配管が原因で、別の配管や設備にも連鎖的に負荷がかかっている可能性が高いのです。
2. 現場のリアル:配管図面と原因の特定
図面で確認したところ、プールの天井の上の水漏れは、洗面器の排水管や給水管から発生している可能性が高いと特定できました。
【プロの視点】
洗面器付近の給水管:使用頻度が高く、継手や接続部が経年劣化しやすい。
洗面器の排水管:連続使用による詰まりや、水の流れが悪くなることで、管の負荷が増大している。
消火栓配管:長期間水が滞留することで、内部の腐食が進行しやすい。
このように【消火設備】【給水設備】【排水設備】という異なる系統の配管で同時にトラブルが発生していることは、建物全体の配管の寿命が限界に近づいていることを示唆する重大なサインです。
3. 見過ごせないリスク!オーナー・管理会社が今すべきこと
今回の事例から、建物のオーナー様や管理会社様に強くお伝えしたいことがあります。
リスクの連鎖
一つ小さな水漏れを直しても、別の老朽配管がすぐに破裂する「いたちごっこ」になる可能性があります。
緊急時の対応力
消火栓配管のトラブルは、人命に関わる火災時のリスクに直結します。緊急時に機能不全を起こさないよう、定期的な点検と早期の交換が必要です。
【北條設備工業所からのご提案】
私たちは、単に目の前の水漏れを直すだけでなく、図面を読み込み、複合的な原因を特定します。そして、建物全体の配管の寿命を見据えた【根本的な更新工事】をご提案することで、お客様を「いつ水漏れするか」という不安から解放します。
お困りの際は、私たちプロの技術と判断力をぜひお頼りください!

