【大阪府東大阪市】2021年3月
複数店舗と住居が入る商業施設
水道料金の請求額が昨年まで2か月で10~15万円程度だったのが、
半年前あたりから増えていき、今年の初めには50万円近くまでに
上がったことによる、原因調査と漏水調査の依頼。
度重なる改修工事と増築工事により、
図面通りでない部分も多く、管路と系統の把握だけで多くの時間を費やした。
その後、音聴調査を繰り返し、隠ぺいされたPSは開口を開け内視カメラ調査を行い、
全ての給水管の漏水調査を行ったが、結果は漏水箇所なし。
その後、流量測定調査にて、水道メーターが回りっぱなしの全量が
施設建物の4.5階にある住居スペースに流れていることが判明。
夜間に流量を測定し続けても、同じ水量の水がずっと流れたままだったため
他に水が流れたり漏れたりしていないことを確認。
調査としてはここで完了。
その後、住居スペースのトイレのボールタップやパッキンの不良で、
水が流れっぱなしの部屋が2部屋見つかったため、
後日、全ての部屋の水回りの点検を行うとの回答がありました。
このように、調査を行っても配管での漏水が無いという結果が出る場合もあります。
当社では、ただ漏水が見つからなかった、漏水は起こっていない、
という結果だけが調査のゴールではなく、お客様が危惧していることや、
心配していることに対しての、更なる提案や回答をすることにより、
確実に原因に到達できるよう、お手伝いさせていただきます。