堺市内の老人ホームの地中から大量の水が湧き出てきているとの緊急の調査依頼。
現地に到着すると既に水道メーターのバルブにて給水管は閉栓され、
入居者様が多数ある老人ホームが全館断水状態。
調査も含め復旧までも緊急性が高いと判断したうえで調査。
①まず水が湧き出ていた箇所から、どの様に水が湧くのかを、閉栓している水道メーターのバルブを
開け、その状態を確認。
②早期の発見を試みるため、施設の方々に協力していただき、
空調やガス、機械室のブースターポンプを停止し、できるだけ周囲の雑音が無い状態で、
相関式漏水調査を行ったが、漏水量が多く水道メーター自体が回る音が近いため、
漏水のデータは取れなかった。
③同時にバルブや各カランでの音聴調査を行うも漏水音は出ず。
④路面音聴調査にに切り替えると、水が湧き出ていた場所から少し離れた場所で
地中が空洞となり漏水音が拾える箇所を検知。
⑤緊急を要するため、漏水音のあった箇所のコンクリートのスラブを斫り、
土を掘っていき、地面から約70cm下がったところに、漏水箇所である配管がありました。
⑥そのまま修繕工事を行い、ブースターポンプの入を閉栓したまま、
水道メーターのバルブを開け通水。
水道メーターが確実に止まっていることを確認し、調査と修繕完了。
★★★
このように、緊急性の高い漏水案件では、
当社は調査後、条件によっては、そのまま迅速に修繕工事を行うことが可能です。
緊急の漏水調査にもできる限り迅速に対応させていただきます。
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場所
大阪府堺市