今回地下の機械室の壁面から漏水していると連絡があり対応しました。
川や海の近くの建物では湧水が結構建物に侵入しポンプで汲み上げる事がよくあります。
今回の現場は大和川の近くなので湧水か水道水かの確認を行いました。
スポイトで壁面の水を取り出し薬品を混ぜて判断します。
これは水道水だったので凄い量の水が流れてます。
普通の住宅やテナントでしたら、水道メーターを確認したらスグわかります。
しかし大型物件になりますと、水道メーター→受水槽→揚水ポンプ→屋上高架水槽→下り配管→各テナント用メーターと色々経由するので親メーターを見たぐらいでは判断できません。
残量塩素は地中に溜まって時間が経過すと塩素も無くなってきます。
なので今回のようにスグ反応するのは珍しいです。
よっぽどの漏水量だと判断しました。

