水道局や設備業者さんが過去に調査訪問し、漏水場所を特定できなかったとのことで、当社に依頼が回ってきました。
敷地内の水道を使っていない状態で検針を行い漏水量を計測してみると、1分間に約600㎖漏水している状況。
単純計算で、
1時間→36ℓ
1日→864ℓ
1日にだいたいお風呂5~6杯分の水がどこかで漏れていることとなります。
一般的に戸建の場合だと、1分間に300~400㎖以下の漏水になると、漏水音が取れにくくなり音聴調査での発見がしにくくなるといわれています。
そんな漏水音が取れないような案件も当社は大好物でございます!
漏水量に関係なく当社はありとあらゆる機材と知識、経験を持って解決します!
と、話を戻しまして、
今回は敷地内の状況を確認後、まず建物内の各蛇口を音聴調査し異常が無かったため、
水道メーターから地中の管路を音で探りながら、専用の漏水探知器を使用しながら、
地上から音聴調査を行っていきました。
路面からの音聴調査でも異常が無かったため、更に外部にある散水栓の蛇口を音聴調査したところ、
見事に漏水音を聞き取れたので、漏水しているであろうエリアがグッと狭まったところで、
場所の特定の為に、トレーサーガス調査を行い、漏水箇所から地中に上がってくるガスをピンポイントで検知し、漏水場所の特定が完了。
ご依頼主様との話し合いで、そのまま掘削作業に入り、給水管の修繕までを行いました。
調査開始が9:00、漏水箇所発見が11:30、修繕完了までが14:30でした。
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場所
大阪府堺市